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2009年3月4日水曜日

せ・ま・く・て?

「ターケヤァ~、サオダケェ~♪」
 以前はよく、物干し竿の販売車が家の前を通った。サオ (เสา)は「柱」という意味で「竿」と「柱」で覚え易い(と思う)。
 アオ・カン(เอากัน 互いに求め合う)は「性交渉」を意味するが、これが日本語の「青姦」とたまたま発音が同じであるため、「部屋じゃダメなの?」と思っちゃった日本人がいたという笑い話は、あまりにも有名だ(と思う)。


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 タッ(ク)・バー(トゥ)(ตักบาตร 「(ご飯を)よそう」+「鉢」)は「托鉢」で、これは語源が同じだから発音も似ている。但し、タイ語のタッ(ク)・バー(トゥ)は「食べ物をよそって、僧の持つ鉢の中に入れる」ことを意味する。サンスクリット語かパーリ語が語源ではないだろうか。
 いきなりタイ人に「セマクテ、セマクテ」と言われて、首をかしげる日本人が結構いる。日本人が「狭くて」を連呼するTVのCMがあったそうだ。「セー・マー・クッ(トゥ)・テ」はタイ語だと、「近づいてきたら蹴っ飛ばすぞ!」とか「(酔っ払って千鳥足で)近寄って来たら、蹴りを入れてやる!」という意味になるらしい。言う側に悪意はなく、日本人をからかっているのだ。(「セー」=割り込みする,ふらふらと千鳥足で歩く ; お前、「マー」=来る、「クッ(トゥ)」=穴を掘る ; 俺、「テ」=蹴る」)


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 「きく あのね」というのもある。 「日本人の女の子のように可愛いらしい」という意味のタイ製日本語らしい。 「きく」は女の子の名前?で、「あのね」は日本人の常套語だとか。昔、「きくあのね」という歌が流行った事があり、「あのね1」という日本人アーティストの曲を集めた海賊版のCDも売られているようだ。


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