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2009年3月11日水曜日

มังกร マンコーン

 以前、東京のある下町の葬祭場で、「竜」のタイ語が分からずに、居合わせたタイ人女性に尋ねたことがある。「蛇の大きいやつ」と言ったら、「マンコーン」だと教えてくれた。「マンコーン?」と聞き直すと、「チンチン(本当に)」と答えた。
 「竜,ドラゴン」はマンコーン(มังกร)。マンコーンを使った複合語も多い。クン・マンコーン(กุ้งมังกร 「エビ」+「ドラゴン」)で「ゴシキエビ(大型のエビ)」。リン・マンコーン
(ลิ้นมังกร 「舌」+「エビ」)で「パッションフルーツ」。
 そして、極めつけは、ケーオ・マンコーン (แก้วมังกร 「ガラス」+「ドラゴン」)だ。「ドラゴンフルーツ」のことをそう呼ぶのだが、その説明書きを見て驚いた。
 「外側はピンク色のヒレのようなものでおおわれている。中の果肉は白色で、イチゴのような小さな種がある。味は外見とは違い上品に甘酸っぱい。」(「暮らしのタイ語単語7000」 語研 p.99)


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