2010年9月8日水曜日
サオと舌
釣りに使う「竿」はカン・ベット คันเบ็ด だが、タイ語でサオเสา と言うと「柱」のことだ。バンコックの民主記念塔の近くや南部のナコンシータマラートには、サオ・チンチャー(柱+ブランコ) เสาขิงข้า という大きなブランコの赤い柱が立っている。高さ二十メートルを超えるこの柱は、かつて王室の宗教儀式に使われていたが、多くの死者が出たため1935年以来中止されているそうだ。日本の神社の鳥居によく似ているが、直接の関係はないらしい。
【注】「三角関係」のラック・サーム・サオのサオは声調が異なる(下声)。
「サオ」の連想で続けると、チャック・ワオ(引っ張る+凧) ชักว่าว は男性のマスターベーションのことだが、同じチャックを用いてリン・チャック(舌+引き出す) ลิ้นขัก と言うと「引き出し」になる。タイ人の女の子たちは、SNSのhi5に(なぜか皆)舌を出したセクシー写真をアップしているが、「舌を出す」をタイ語でレープ・リン(出す,閃く,閃光を放つ+舌) แลบลิ้น と言う。一般的なオーク(出る,出す)を使わないところに何か意味がありそうだが、よく分からない。ファー・レープ ฟ้าแลบ 「稲光がする」のレープだ。
ついでに「舐める」はリア เลีย 、「口に含む」はオム อม と言う。スクムウィット通り辺りで出会いタイ人は、憶えておくと役に立つかもしれない。
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