日本語の場合、倒置文でない限り、普通、修飾語は被修飾語の前に置かれる。タイ語では形容詞的修飾語は後置修飾になるから、「タイ人」はコン・タイ

คนไทย で、「人」+「タイ」の語順になる。副詞的修飾語は前に付くものと後ろに付くものとがあるので、語順を間違えて使ってしまうことがある。
タン・チャイ

ตั้งใจ は「志す、~のつもり」という単語だが、「一生懸命に」というような意味でも使い、「一生懸命に勉強する」はタン・チャイ・リアン

ตั้งใจเรียน となる。パヤーヤーム

พยายาม 「努力する」も同様に前に付く。これらは品詞としてはおそらく動詞だから、語順もそれほど問題ないようだが、つい、~タン・チャイなどとしてしまうのは私だけだろうか。

コイ・コイ

ค่อยๆ のような厄介な語もある。「ゆっくり~する」はコイ・コイ+動詞、「静かに~する、そっと~する」は動詞+コイ・コイという風に意味が変わってしまうのだ。

因みに、タン・チャイのタンには、タン・チュー・ハイ~

で「~に名付ける」、 タン・テー~

で「~から」という使い方がある。
また、コイ・コイのコイには、マイ・コイ~

で「あまり~でない」という使い方がある。
最近はタイ語の勉強を全然していないので、たまに辞書を開いてみると、しりとりのように言葉がつながっていくのが面白い。
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