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2009年1月29日木曜日

แล้วแต่ あっしには関わり合いのねえこった?

 このブログは、レーオ・テー・アーロム(แล้วแต่อารมณ์) で書いている。
レーオ・テーは「~次第」、アーロムは「機嫌」 とか「気分」という意味である。
 会話ではよく、レーオ・テーとだけ端折って遣われる。端折るということは、言わなくても相手には分かるということだから、「(今話題にしていることの)状況次第」というような意味になるのだろう。しかし、このレーオ・テーは、「あなた次第」という意味でも頻繁に遣われる。英語にも It's up to you. という表現があるが、レーオ・テーがそれと違うのは、今話題になっていることをを投げ出して相手に委ね、自分は関わりたくないから「お前の勝手にしたら」というニュアンスを持っていることだ。だから、レーオ・テーと言われると、話相手から見放されてしまったような気分になるのだ。



 タイにいる間も、楽しいことばかりとはかぎらない。トゥクトゥクの運ちゃんとの値段交渉や飲み屋の勘定や対人関係などに気分を害するということはあるものだ。「ムカつく」はアーロム・スィア(อารมณ์เสีย)と言う。今度ムカついた時には是非遣っていただきたい。 それを聞いて、もし相手が機嫌を損ねて喧嘩になりそうになったら、今度はアオ・チャイ (เอาใจ 機嫌を取る)した方がいいかもしれない。

1 件のコメント:

  1. 毎回拝見させていただき、独学でタイ語を勉強している私にとっては、
    とてもありがたいと感じております。
    さて、今回の「レーオ・テー」ですが、相手を見放すというイメージが
    あるということですが、それでは、英語のup to youとニュアンスが
    似ている表現はありますでしょうか?

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