カーフェーと呼ばれる、数人の女性歌手が交替で舞台に上がって歌う飲み屋がある。昔、そこでハイネケンビールのセールスガールをナンパした。その時彼女に名前を聞いたら、紙に「B」と書いて寄こした。ビー(bee 蜜蜂)の意味だと理解したが、そのまま A, B, C の B だったのかもしれない。実際に、「B」と名付けている親もいるらしい。ビーム(beam 光線)という名前の女の子も知っている。
タイの映画を見ていると、いろんなチュー・レンが出てくる。スアイ(สวย 美しい、きれいな)やプーン(ปืน ピストル)など、挙げればきりがない。普通に考えれば、親はよく考えてわが子に良い名前を付けそうなものだ。タイに住んでいる日本人女性が、産まれた女の子にカノム(ขนม お菓子)と名付けたという文章を何かで読んだ記憶がある。意味も音の響きもとてもかわいらしいチュー・レンだと思った。それに比べ、ウアン(อ้วน デブ )とかムウ(หมู ブタ)と名付けられてしまった女性は、はたして親を憎まないのだろうかと疑問に思ってしまう。しかも、これらがチュー・レンの人気ランキングに入ってくるとなると、頭を抱えてしまうのだ。
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